北潟の森と北潟湖の自然を守り残すプロジェクト活動

事業内容

豊かな自然環境を守り、次世代に残したい

福井県最北部に位置するあわら市の北潟湖周辺には、国有林と民有林が連なる広大な森林・里山が広がっており、かつては多様な動植物が一面に生息していました。

しかし、農地開発による森林の減少や、近年、民有林の荒廃に伴い、多様な植生が失われつつありました。

このような状況を憂慮し、「地域の豊かな自然環境を守り、次世代に残したい」と考えるあわら市内外の住民30名程が集まり、平成22年6月に「あわらの自然を愛する会」が発足されました。

現在ではメンバーが70名程に増加している。・同会は、希少植物の保全活動等、国有林の植生調査を中心に活動を行っています。同会では交付金を活用した国有林、民有林の整備や、小学校やこども園と連携した自然観察会や体験活動等を実施するなど活動の幅を広げています。


食べられる実のなる植栽販売。自家製ジャム、酵素ジュースの製造

地元小学校やこども園と連携した、自然観察会や体験活動の実施


人間の持つ五感を育み自然と触れ合い自然の良さ(自然観察会)。役割を学び(体験会)。自然の持つ恵みの活用(間伐材や竹の活用)食べられる木ノ実の利用。

荒廃した民有林の間伐と下草刈り

つい最近まで薪炭や肥料として深いつながりがあった「里山」。今ではプロパンガスや灯油による燃料革命により訪れる人もなく、入林することもできなくなった里山、この里山を整備や植樹を実施し、豊かな自然の再生を目指し、後世の人たちに残す活動を続けています。

新たなる挑戦